姉の乳がん闘病日記

姉が乳がんになりました。乳がんとの闘いを日記に綴っていこうと思います。

無事に手術が終わりました

いよいよ手術当日

聞いていた時間に病院へ行きました。

 

昼からの手術ということもあり

早朝に小さなパンを2個食べたそうです。

 

それから、血栓症予防のための

弾性ストッキングを履き、点滴が始まりました。

 

昨夜は何度も目が覚めたそうです。

 

「いよいよだね」

「ここまで長かった」

「こんな経験はしたくなかったな」と

そんな話をしていました。

 

そして、手術室に行く直前に

手術用の帽子と下着を着用しました。

 

姉は抗がん剤の副作用で普段はウイッグです。

なので、綿の帽子の上から手術用の帽子を被るよう

言われました。

 

12時30分 歩いて手術室に向かいました。

 

「待ってるね」と声を掛けると

「行ってくるね」と姉は言いました。

 

 

2時間が少し過ぎた頃

手術が終わったと連絡が来て

先生から話を聞きました。

 

手術は予定通り、胸筋温存乳房切除術とリンパ節郭清を

行い、出血量も少なかったようです。

 

説明を受けている時、先生が

「今、切除したところを持っていますが

 見ますか?どうされますか?」と

 

一瞬考えましたが、姉の代わりに見届けて

お別れしないとと言う気持ちになりました。

 

実際、目にすると涙が出てきて

言葉にするのは難しいですが、

感情がぐわっとこみ上げてきました。

 

姉が帰って来るまでに

落ち着かなくてはと気を引き締めました。

 

その後、30~40分回復室で過ごし

病室に帰ってきました。

 

姉は目をぱっちり開けて帰ってきました。

「おかえり」と声をかけると

「終わったん?」と。

 

「終わったよ」と伝えると

麻酔をかけますねと言われて

次に目が覚めた時、15時でびっくりして…

 

でも、記憶がないから

時計を見て手術が終わったんだと

思ったそうです。

 

 

ただ、胸が少し痛いから手術したことは

分かると言っていました。

 

 

心配していた痛みは少しだけと言っていて

安心しました。

 

姉の入院している病院では

2時間後に、状態が安定していたら

部屋にあるトイレまで歩き

尿の管も抜けました。

 

そして、水分も許可されました。

水を飲んだ時に「おいしい」って。

 

姉はふらつきやのどの違和感などもなかったです。

 

トイレ歩行と水分摂取が許可されたのを

見届け、私は帰りました。

 

手術後も治療は続くし、リンパ節郭清したことに

よるリハビリや気をつけないといけないことも

たくさんあります。

 

でも、今は無事に手術が終わりほっとしました。

ほんとうにお疲れさまでした!