姉の乳がん闘病日記

姉が乳がんになりました。乳がんとの闘いを日記に綴っていこうと思います。

抗がん剤治療と仕事の継続について

姉はEC療法が始まってから

投与日から1週間、仕事の休みを

もらっています。

 

仕事については定期的に悩みます。

告知された時のことは、こちらに書いています。

minocoko.hatenablog.com

 

 

そして、仕事に行く日も

周りの方の理解と協力があって

続けることができています。

 

姉の場合はパートで短時間なので

体力的にも続けられてるのかも知れません。

 

 

しかし、姉と会うといつも仕事の話題になります。

 

続けててもいいかな」と。

 

病気のことを伝えてから、みなさんが

色々とフォローして下さってるんですが

 

最近は、一緒に働いていても

みなさんが気に掛けながら仕事をして

下さってるのが伝わるそうです。

 

手のしびれで細かい作業に時間が掛かるので

困っていると

どこからともなく手伝いに来てくれるそうです。

 

 

本当にありがたいと思うのと同時に

自分が辞めて、他の人を雇ってもらった方が

いいのではという思いがずっとあります。

 

 

でも、みなさんが「一緒に働きたい」と

言ってくれているのが励みにもなっています。

 

 

日によっては体がつらく

もう仕事を辞めようかなと

思う日もあります。

 

 

でも、40代後半で手術後にまたパートを探すと

なると難しいのではないかという

心配もあって、悩んでいます。

 

 

どうするのが正解なのか分かりませんが

ここまで仕事を続けて来れたし

 

手術の時には1ヶ月お休みをもらえるみたいなので

仕事のことは手術後に考えようと

今はそういう考えに落ち着きました。

 

 

 

EC療法2クール目:経過報告

EC療法2回目が終わり、EC療法の効果をみるための

エコーも終わりました。

 

EC療法2クール目、投与後の症状はこちらに書いています⇩

minocoko.hatenablog.com

 

 

EC療法2クール目の経過で、1クール目と

違った点は全身に痛みがあったそうです。

 

姉はEC療法の3日後にジーラスタの皮下注射を

受けています。

その、ジーラスタの副作用に筋肉痛や関節痛が

あり、多くの方が経験すると聞いていました。

 

1クール目は、両足首に少し痛みを感じる程度

でしたが、今回は2日目くらいに全身の痛みと

あらゆる関節にも痛みを感じたそうです。

 

熱は1クール目同様、姉は出ませんでした。

 

 

その他の症状は

EC療法投与後、2~3日顔が赤くほてった感じが

あったそうです。

 

 

抗がん剤投与では、回数を重ねるごとに

副作用が強くなると聞きますが

姉も2回目の方が症状は強かったです。

 

 

また、抗がん剤投与が始まってから

疲労感がずっと続いていますが

今回はより強く感じたそうです。

 

 

パクリタキセルが終了し、下痢からやっと

解放されたので少し食べることが

できるようになりました。

 

しかし、体重は減っていっています。

数日前にも「また、1㎏減った」

と連絡が来ました。

 

治療が始まってから、計7㎏減ったようです。

 

 

EC療法、あと2回

体力面も心配になります。

 

それが終わると手術です。

 

先のことを考えると不安もたくさん

ありますが、いっぱい話することで

少しでも姉の不安が和らげばいいなと思います。

 

EC療法2クール目:投与後の症状

EC療法2回目の投与とジーラスタの2回目が

終わりました。

 

初回と同じく、EC療法当日はしんどかった

ようです。

 

投与終了後2時間ごろより、吐き気を感じ

夜にかけて徐々に強くなります。

 

夜は何も食べれなかったそうです。

 

そして、今回は腰痛がありました。

 

横になると楽にはなりましたが、

腰痛と吐き気でなかなか眠りには

つけなかったそうです。

 

また、顔がほてった感じがして

2日間は顔が赤かったと言っていました。

 

 

翌朝には、吐き気が軽くなり

ヨーグルトを食べれたそうです。

 

ただ、疲労感やふらつきはずっと

感じているようです。

 

 

3日後のジーラスタの投与では

今回も当日・翌日ともに熱もなく

少し顔が赤くなったのと軽度の疲労感だったと

言っていました。

 

 

今回もなんとか無事に乗り越えられて

良かったと思いました。

 

治療が始まってから

「少ししんどいくらい」って言葉を

姉からよく聞きます。

 

「少しで良かった」って

ひどくなくて、つらくなくて

よかったって思ってました。

 

でも、先日朝起きると頭が痛くて

ちょっとしんどかったんです。

 

その時に思いました。

 

ひとつでも体に不快なところがあるだけで

しんどいし、気分も下がりますよね。

 

毎日、色々な体の不快を感じて

過ごしていること

 

もっと理解しないといけないなって

改めて感じました。

 

 

 

EC療法1クール目:副作用についての経過報告

EC療法とその3日後ジーラスタの皮下注射

を受け、2~3週間目の経過について。

 

 

EC療法の主な副作用は

嘔気・嘔吐、下痢・便秘、脱毛、白血球減少

骨髄抑制、出血性膀胱炎などです。

また、皮膚や爪の変色も

みられると説明を受けました。

 

 

 

・吐き気

当日の夜が1番吐き気が強く、翌日までは

しんどかったそうです。

その後は軽い吐き気がずっと続いています。

 

・下痢

 便秘か下痢、どちらになるかは

 人によるそうです。

 姉は投与2日後より3日間は便秘になりましたが

 今は下痢が続いているそうです。

 

・脱毛

 脱毛に関しては、パクリタキセルの時に

 経験しているので、今はまつ毛が残り少なく

 なってきて、目にゴミが入りやすくなったと

 言っていました。

 

・関節痛、筋肉痛

 投与後1週間ごろに足首の痛みがあったよう

 ですが、今はありません。

 ジーラスタによる腰痛は、姉はなかったです。

 

・皮膚や爪の変色

 パクリタキセルを投与後より、徐々に

 手の皮膚や爪に変色が見られていました。

 

 数日前に初めて右の親指の爪が一部

 剥がれたそうです。(4分の1くらい)

 今はテーピングで保護しています。

 

 他の手の爪も少し浮いていて、どこかに

 引っかけると痛いので、テーピングを

 どうしようか悩んでいるところです。

 引き続き、爪のケアはしています。

 

 

2~3週間目も胸のムカムカや疲労感は

続いており、時々ふらつきも感じるそうです。

 

しかし、3週間目には友人と会っておしゃべりし

リフレッシュすることはできたようです。

 

いよいよ、EC療法2回目。

前回のしんどさの経験から、前日までに

食事の作り置きやできる家事はすませて

おくと言っています。

 

身の回りや心の準備をして、2回目に

臨みたいと思います。

 

 

 

 

 

 

力になりたいという気持ちに感謝

身近な人ががんになったとき

大切な友人の家族ががんになったとき

何か力になりたいって考える方が多いと思います。

 

 

私自身もそうです。

そして今、姉の力になりたいって思ってくれる方は

もちろん姉の近くにいる私にもそう思ってくれる

人たちがいるんです。

 

 

久しぶりに「最近どう?」って友人からメールが来て

「家族はみんな元気?」って聞かれたので

「今家族が病気になって」と返したら

すぐに電話がなりました。

 

「大丈夫?」って

 

すごく嬉しかったし、優しさに涙がこぼれそうに

なりました。

「近くでサポートするのは大変だろうから

 〇〇ちゃんの話は私が聞くね」と

言ってくれました。

 

 

そして、その翌日から毎日のようにメールが来ます。

「いっぱいいっぱいになる前に言ってきてね」

「息抜きしてね」

「元気?大丈夫?」って。

 

 

私は友人の性格が分かるので、とても優しくて

純粋で、きっと姉のことも知っているので

すごく心配してくれてるのが伝わります。

 

 

今、私は子供たちの春休みで映画に行ったり

遊園地に行ったり、遊びに行っています。

 

姉も先日、姪っ子が近くのホテルを予約してくれて

2人でのんびりゆっくりお部屋で過ごして

来たそうです。

 

 

大きな声で笑ったり、楽しい時間を過ごしたり

そういう時間もちゃんとあるんです。

 

 

姉は治療が始まる前より痩せたし

確かに見た目は以前と比べて変わったと思います。

そして、手のしびれや吐き気、倦怠感も

毎日感じてるし、この先の不安もたくさんあります。

 

 

でも、毎日悲しんでいるわけではないんです。

 

確かに、悲しい日を過ごしていた時もあります。

それは、詳しい診断がつくまでの日々だったと

思います。ただただ、怖かったからです。

 

 

今も心配なことや不安をあげたら、きりがないかも

知れません。

でも、今までと変わらない時間を過ごしている時も

あるんです。

 

 

きっと、友人は毎日落ち込んで、涙していると

思ってくれているんでしょうね。

なので、何となく「今日はお出かけしてた」って

言いにくくなっています…

 

今度、詳しく話してみます。

 

姉は仕事もしてるし、家事もこなしているよって。

びっくりするかも知れませんね。

 

姉自身も「思ってたより元気そう」って

言われることがあるそうです。

 

「あれ?心配してたのに?」って思われてるのかなって

気になることもあるそうです。

 

 

けれども、心配して連絡くれる友人

助けてくれる職場の方

自分も大変なのにお守りを送ってくれる親族

今までと何ら変わらず接してくれる家族

 

 

みんなに「感謝だね」って話を姉としました。

 

そして治療を頑張ってる姉にも「感謝」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

強くなる手のしびれで増える日常の困りごと

パクリタキセル抗がん剤)が終了し、これ以上

しびれは強くならないと思っていましたが

手の指先は少し強くなっている感じがするそうです。

 

手のしびれで困っていることについては

こちらに書いていますが⇩

minocoko.hatenablog.com

 

また、新たに困ることが出てきたそうです。

 

それは

 

・重いものが運べない

 買い物も重いものは持てないので、週末に

 家族が買いに行ってくれます。

 ごみ捨ても重さによっては、運べなくなったので

 家族に頼んでいるようです。

 

・包丁やピーラーが怖い

 今まで、料理はできる範囲でやっていましたが

 包丁やピーラーを使うのが怖くなってきたようです。

 

 料理に関しては、週末に姪っ子が副菜などを

 まとめて作ってくれています。

 また、今はカット野菜も売られているので

 そちらも活用しています。

 

 しかし、できる範囲では料理もやりたいので

 セラミックの包丁とピーラーを買ったそうです。

 少し怖さは軽減できたようです。

 

 

・字が上手く書けなくなった

 名前を書く機会があった時に、きれいに書けなく

 なっていることに気付いたと言っていました。

 

・細かい作業をするときに手が震える

 仕事で細かい作業をする時に、震えて

 すばやくすることが出来なくなったようです。

 

 接客の仕事なので、この先続けることができるのか

 周囲に負担を掛けていないかは常に気掛かりだと

 言っています。

 

 

手のしびれは常に感じているので、やはり気になるし

苦痛を感じることも多々あると思います。

出来ないこと、時間が掛かってしまうことは

手伝ってもらうことで解決できることも多いです。

 

特に料理に関してはケガをしないように

して欲しいので、心配になります。

 

でも、できる範囲で自分でしたいという思いも

あるので、すごく心配ですがその気持ちも

大切にしていきたいです。

 

EC療法1クール目:1週間経過の副作用

EC療法1回目投与から1週間が経ちました。

 

今回今までと違った症状は便秘でした。

 

抗がん剤投与が開始してから、ずっと下痢だったのですが

EC療法投与2日後から3日間お通じがなかったのです。

 

抗がん剤の投与では、便秘になる方と下痢になる方が

いるそうです。姉の場合はずっと下痢でした。

 

しかし、EC療法投与では便秘になりました。

下痢もつらかったけど、便秘もお腹が

張ってしんどかったそうです。

 

便秘になった原因は、吐き気止めが原因と

考えられます。

 

EC療法は吐き気が強いため、投与前に吐き気止めの

点滴や翌日から3日間飲み薬が処方されていました。

 

吐き気止めは、消化管の動きを抑えるため

便秘につながるそうです。

 

もらっていた緩下剤や下剤を飲んで乗り切りました。

 

でも、

1週間が経った頃には、また下痢が始まったようです。

 

 

その他の症状は、

少し和らいでいた味覚障害がまた強くなってきました。

 

水を飲むのが少し気持ち悪く感じたり、

食事も変な味がするようになりました。

 

 

そして、ふらつきや体のだるさ

指先のしびれも強くなったようです。

 

 

また、抗がん剤投与7~14日後に

白血球が最も少なくなるそうです。

今週は特に感染症に注意して

過ごしていきたいと思います。