姉の乳がん闘病日記

姉が乳がんになりました。乳がんとの闘いを日記に綴っていこうと思います。

力になりたいという気持ちに感謝

身近な人ががんになったとき

大切な友人の家族ががんになったとき

何か力になりたいって考える方が多いと思います。

 

 

私自身もそうです。

そして今、姉の力になりたいって思ってくれる方は

もちろん姉の近くにいる私にもそう思ってくれる

人たちがいるんです。

 

 

久しぶりに「最近どう?」って友人からメールが来て

「家族はみんな元気?」って聞かれたので

「今家族が病気になって」と返したら

すぐに電話がなりました。

 

「大丈夫?」って

 

すごく嬉しかったし、優しさに涙がこぼれそうに

なりました。

「近くでサポートするのは大変だろうから

 〇〇ちゃんの話は私が聞くね」と

言ってくれました。

 

 

そして、その翌日から毎日のようにメールが来ます。

「いっぱいいっぱいになる前に言ってきてね」

「息抜きしてね」

「元気?大丈夫?」って。

 

 

私は友人の性格が分かるので、とても優しくて

純粋で、きっと姉のことも知っているので

すごく心配してくれてるのが伝わります。

 

 

今、私は子供たちの春休みで映画に行ったり

遊園地に行ったり、遊びに行っています。

 

姉も先日、姪っ子が近くのホテルを予約してくれて

2人でのんびりゆっくりお部屋で過ごして

来たそうです。

 

 

大きな声で笑ったり、楽しい時間を過ごしたり

そういう時間もちゃんとあるんです。

 

 

姉は治療が始まる前より痩せたし

確かに見た目は以前と比べて変わったと思います。

そして、手のしびれや吐き気、倦怠感も

毎日感じてるし、この先の不安もたくさんあります。

 

 

でも、毎日悲しんでいるわけではないんです。

 

確かに、悲しい日を過ごしていた時もあります。

それは、詳しい診断がつくまでの日々だったと

思います。ただただ、怖かったからです。

 

 

今も心配なことや不安をあげたら、きりがないかも

知れません。

でも、今までと変わらない時間を過ごしている時も

あるんです。

 

 

きっと、友人は毎日落ち込んで、涙していると

思ってくれているんでしょうね。

なので、何となく「今日はお出かけしてた」って

言いにくくなっています…

 

今度、詳しく話してみます。

 

姉は仕事もしてるし、家事もこなしているよって。

びっくりするかも知れませんね。

 

姉自身も「思ってたより元気そう」って

言われることがあるそうです。

 

「あれ?心配してたのに?」って思われてるのかなって

気になることもあるそうです。

 

 

けれども、心配して連絡くれる友人

助けてくれる職場の方

自分も大変なのにお守りを送ってくれる親族

今までと何ら変わらず接してくれる家族

 

 

みんなに「感謝だね」って話を姉としました。

 

そして治療を頑張ってる姉にも「感謝」です。