姉の乳がん闘病日記

姉が乳がんになりました。乳がんとの闘いを日記に綴っていこうと思います。

友人からもらった言葉

 

姉が久しぶりに友人とカフェに行って来たそうです。

 

その友人とは毎月のように会っていたため

病気のことは伝えていました。

 

今は味覚障害や吐き気、お腹の調子もあるので

ランチは無理だから、お茶をしに。

 

 

これまでの経過や今の状況などの

話をしていた時

 

友人が「しんどさや大変さ、私には分からないけど

理解したいと思ってるから話してね」と

言ってくれたそうです。

 

 

姉はこの「理解したいと思ってる」と

声を掛けてもらい

とても素敵な言葉だなって

嬉しく思ったそうです。

 

 

私も素敵な言葉だなって思いました。

 

 

家族や身近な人が「がん」と診断された時

どんな言葉を掛けたらいいのか

みなさん悩むと思います。

 

 

気の毒だなと思う人も

励ましてあげたいと思う人も

心配で色々聞きたくなる人も

いると思います。

 

 

ただ、かわいそうと言う言葉や励ましは

本人にはしんどい言葉かも知れません。

 

また、色々聞かれるのも興味本位だと

とられることもあるようです。

 

 

本当のしんどさは本人にしか

わからないと思います。

 

 

それでも、しんどさや大変さを

分かろうとしてくれる人が近くにいるのは

本当に励みになると思います。

 

 

この友人には「また話したい、また聞いて欲しい」と

思ったようです。

 

 

姉とこんな言葉を掛けられる人に

なりたいねって。

 

 

そして、家族以外でも近くに素敵な友人が

いたことに、私自身も救われました。

 

姉の病気が分かってから、

勝手に一人で力んでたんです。

 

私が力にならないといけない

私が支えていかないといけないと

24時間、姉のことばかり考えていました。

 

本当におせっかいなほど…

 

でも、姉から友人の話を聞いて

支えるのは私ひとりじゃないって…

 

姉の周りには心配してくれて

優しい言葉を掛けてくれる方も

病気を知って贈り物をしてくれる方も

身体を気遣ってくれるパート先の方も

 

心配して下さる方がたくさんいることを

改めて知りました。

 

 

これからは私自身も少し肩の力を抜いて

支えていきたいと思います。