姉の乳がん闘病日記

姉が乳がんになりました。乳がんとの闘いを日記に綴っていこうと思います。

抗がん剤の副作用:味覚障害について

抗がん剤の副作用の一つに

味覚障害があります。

 

姉が受けているパクリタキセル

味覚障害がわりと起こると

聞きました。

 

そして、抗がん剤治療が終わって

3~4週間程度で多くの方は

味覚が回復するそうです。

 

 

説明を聞いていた通り

姉もパクリタキセル2回目の2日後に

(1回目から10日後)

鉄っぽい味や苦みを感じたそうです。

 

 

味覚障害が起こる理由として

・味を感じる味蕾(みらい)細胞が

 ダメージを受ける

・末梢神経の障害

・唾液分泌の低下(口腔内の乾燥)

・口の中の粘膜障害(口内炎

などがあります。

 

なので、口腔内を清潔に保ったり

乾燥を防ぐのも重要になります。

 

 

苦みを感じるようになってから

「食べる気がなくなる」と

言っていました。

 

何を食べてもおいしくないのは

つらいですよね…

 

でも、食べないと体力も低下するので

味付けの工夫などして

必要な栄養は摂るようにしなくては

なりません。

 

味覚の変化として

「うま味」「塩味」→感じにくくなる

「甘味」→強く感じる

「酸味」→変化が少ない

と言われています。

 

 

味覚の変化も人によって違い

姉は苦みを強く感じるようでした。

 

その中で姉は「味噌」がいけたようで

味噌汁に色々な具材を入れて

食べているようです。

 

なので、だしやおかず味噌をプレゼントしました。

 

あとは、オレンジジュースが美味しく

感じるそうで、良く飲んでいます。

 

ただ、冬の今は体が冷えてしまうと

いう欠点がありますが…

 

これなら食べられるというものを

見つけながら

少しでも食べられるように。

 

そして、食べると下痢をするという

苦痛とも闘いながら

やっていってます。