抗がん剤の副作用の1つに
末梢神経障害があります。
姉が受けているパクリタキセルは
手足のしびれや痛み、感覚などの
末梢神経障害が現れやすい
抗がん薬だそうです。
姉はパクリタキセルを週1回受けていました。
一般的にパクリタキセル週1回療法では、
10人に5~6人しびれを感じる方がいて
多くの方が、5~6回目の投与で
症状が出ているそうです。
しかし、病院での説明では
しびれが出ている方は多いと
言われました。
しびれの強さは個人差があり
軽い症状のまま経過する方もいるし
投与回数が多くなるごとに
症状が強くなっていく方も
いるようです。
しびれは手首~指先、足首~足先に
でるようです。
(手袋や靴下を装着する所)
しびれは強くなると
刺すような痛みを感じ
細かな作業がしづらくなるようです。
箸が持てなくなる方もいると
聞きました。
足に出る方は、歩きにくさを感じたり
つまづきやすくなることもあるそうです。
なので病院からはスニーカーを
履いている方がいいと教えてもらいました。
しびれの程度が軽度の方は
投与が終わると数ヶ月以内に回復する方が多く
しびれが強い方は1年以上かかる方もいるそうです。
姉は説明を聞いていた通り
パクリタキセル6回目の後に
手の指先がピリピリするようになりました。
7回目:手の指先にしびれと痛みを感じるようになる
常に指先が気持ち悪く、違和感がある
9回目:指先のしびれや痛みが強くなり
細かな動きがしづらくなる
・錠剤が出せない
・着圧ソックスなどゴムがきついものが
履きにくい
10回目:ボタンが留めにくい(外すのはできる)
ペットボトルが開けられない
12回目:物に触れると指先が痛い
家事が辛くなってきた
パクリタキセルの投与回数が増える毎に
症状が強くなっていきました。
先日、パクリタキセル全12クールが終了しました。
投与が終わり、しびれが今以上に酷くはならないが
終わったからと言って
指先のしびれがすぐに改善する訳ではなく
ゆるやかに数ヶ月かかって軽減してくると
言われたそうです。
しびれがどこまで良くなるのか、
この苦痛からいつ解放されるのか
まだまだ心配なことがたくさんだけど…
全12回良く走り切ったと思います。
次は検査。また、胸のMRI(造影)やエコー検査。
薬が効いていることを期待して
結果を待ちたいと思います。