姉の乳がん闘病日記

姉が乳がんになりました。乳がんとの闘いを日記に綴っていこうと思います。

パクリタキセル10回目:しびれの影響

パクリタキセル10回目

+トラスツマブ・パージェタ4回目

 

この日も朝から姉と朝活しました。

今までと少し違い、顔がしんどそうに

見えました。

 

サンドイッチを一緒に食べて

姉が「薬飲むわ」と言った時です。

 

話しながら姉が薬の錠剤をずっと触ってたんです。

 

それを見て私は出しにくいんだなと思って

手を差し出し「出すよ」って言ったら

 

「最近、錠剤の薬が出しにくい」

「朝は着圧ソックス履くのも時間かかった」って。

 

 

抗がん剤の副作用によるしびれの影響で

指先の力が入れにくかったり、細かな動きが難しく

なっているようです。

 

他に困ってることはないか聞くと

今のところ大丈夫。家事も出来ているとのこと。

 

 

薬が出しにくかったらピルケースにセット

したり、また考えようねって話しました。

 

 

しびれが出た時は

血行改善のために患部を優しくマッサージしたり

手袋や靴下を装着し冷やさないようにする。

そして、けがややけどに注意することだそうです。

 

 

症状を見ながら薬は出るそうです。

 

 

点滴終了後、「身体がだるい」って

連絡が来ました。

 

 

翌日は1日中疲労感があって横になっていたそうです。

家事も何もしなかったのは初めてだったと

言っていました。

 

 

毎週、姉の顔を見ていますが、

顔色や声のトーン、表情から

体が本当につらいんだなって思ったのは

この時でした。

 

病気を治すための治療、見えない部分では

効果があっていい方向に進んでいるかも知れません。

 

 

しかし、抗がん剤の治療は本当に大変なんだと

思い知らされました。

 

同時に私には何が出来るんだろうって

思い知らされます。

ただ今は、姉の前ではいつもの私でいること

そうしようと決めています。