姉の乳がん闘病日記

姉が乳がんになりました。乳がんとの闘いを日記に綴っていこうと思います。

いよいよ始まるEC療法

心エコーの検査が終わりました。

心機能も回復し、いよいよ次の抗がん剤治療

EC療法が始まります。

 

EC療法は、乳がんの代表的な治療法で

手術前に投与して、腫瘍を小さくしたり

手術後に投与して、再発を防ぎます。

また、乳がん再発時にも用いられます。

 

 

ECとは

E:エピルビシン

C:シクロフォスファミド

2種類の抗がん剤の頭文字をとっています。

 

 

治療のスケジュール

通常、21日サイクル(1日目に投与し、20日間休薬)で

4回繰り返します。

 

 

投与方法

・副作用予防の点滴:約30分

 (吐き気止め 3種類)

・生理食塩水:30分

・E(エピルビシン):10分

・C(シクロフォスファミド):約30分

・生理食塩水を流して終了

     計:約1時間40分の予定となります。

 

抗がん剤投与により、また数々の副作用があります。

嘔気・嘔吐、下痢・便秘、脱毛、白血球減少

骨髄抑制、出血性膀胱炎などです。

 

その中でも、血液中の好中球減少が心配だそうです。

好中球とは、白血球の45~70%を占め

細菌などの感染症から体を守る働きをしています。

 

特に発熱性好中球減少を防ぐために

ジーラスタの皮下注射を抗がん剤投与後

72時間以内に受けに行きます。

 

この注射は高額で、3割負担で約3万円するそうです。

 

 

今回も、たくさんの副作用の説明とその対処法

そして金額の話など、聞くだけで疲れること

ばかりです。

 

この1ヶ月、姉の顔が元気になっていくのが

分かっただけに、また始まるのかと思うと

辛いですが、前を向いてしっかりサポート

していきたいと思います。