化学療法後
中間評価の検査結果を聞いてきました。
MRI造影検査の結果
乳房の腫瘤は、化学療法前に比べ
縮小しほぼ消失。わずかに淡く残存のみ。
腋窩のリンパ節腫大も縮小していました。
かなりの効果が見られていたようで
姉もほっとしているようでした。
ただ、画像上はほぼ消失していても
手術がなくなるわけではありません。
画像上は消えて見えても
細胞1個まで消えたのか判断することは
難しいそうです。
なので、もともと腫瘍があったと思われる部位は
手術で切除して、がん細胞が残っていないか
確認する必要があるとのこと。
姉は、ほぼ消えても手術は変わらないと聞いて
なんだか頑張った結果が出たのに
喜べないね…複雑な気持ちやねと
言っていました。
そして、本来ならば
次のEC療法(2つの抗がん剤を使用する治療法)が
始まる予定でした。
しかし、今回受けた心エコー検査で
心機能の低下が見られました。
なので、次の治療は心機能の回復を
待ってからということになりました。
姉自身も自覚症状があり
検査を受ける2~3日前から太ももに痛みがあり
前日には太ももの間に隙間がないほど
浮腫んでいたようです。
また、疲労感が今までより
きつくなっていたようでした。
今回、利尿剤が処方されたので、
症状が落ち着くのを待ちたいと思います。
心機能の低下は
ハーセプチン療法(分子標的薬)の副作用の1つです。
姉はトラスツマブとパージェタを
3週間に1回計4回受けました。
トラスツマブ投与は
心機能が低下する可能性があり
3ヶ月に1度は心機能の検査が必要になります。
今回の検査結果で、治療に効果があることは
分かりましたが、姉は自分の体力が持つのかなと
とても心配していました。
これからEC療法をし、手術
そして術後も数ヶ月に及ぶ抗がん剤治療が
予定されています。
先のことを考えると本当に不安で
いっぱいだと思います。
今は心機能の回復を待ちながら
少し体を休められればいいと思います。
次は2週間後に心エコーの再検査の予定です。