姉の乳がん闘病日記

姉が乳がんになりました。乳がんとの闘いを日記に綴っていこうと思います。

抗がん剤の副作用:口内炎について

抗がん剤の副作用の1つに口内炎があります。

 

抗がん剤の種類にもよりますが、

口内炎が起こる確率は比較的高く

約40%の方に起こるそうです。

 

口内炎ができるのは

薬により口の中の粘膜が直接ダメージを受けたり

口の中が乾燥し免疫能が低下することによって

起こります。

 

 

抗がん剤投与後、2~4日頃から起こりやすく

2週間後に強くなることが多いそうです。

 

症状としては、はじめは口の中がざらざらし

しみる感じや粘膜が赤くなる。その後、粘膜が腫れたり

白斑(膿がついたような斑点)が見られるようになり

さらに進むと痛みを伴う潰瘍になるそうです。

 

痛みを伴うようになると精神的苦痛も伴い

QOL(生活の質)が低下したり

摂食障害や脱水をきたすこともあります。

 

栄養や病態が悪化すると、化学療法の中断や

中止につながることにもなります。

 

 

口内炎の予防としては

うがいや歯磨きで、口腔内を常に清潔し

口の中の乾燥を防ぐようにすることが

大事になるそうです。

 

痛みがある時は食事の工夫に加え

炎症を抑えるうがい薬や軟膏、

また鎮痛剤が処方されることもあるそうです。

 

 

姉は今のところ口腔内の乾燥は感じていますが

口内炎はできていません。

 

口の中が乾燥し、常に気持ち悪さがあるので

水分をまめに摂っていますが…

 

味覚障害もあるので、ほぼ何を飲んでも

美味しくないそうです。

(唯一、美味しいのがオレンジジュース)

 

乾燥で口の横も切れたり…

今はワセリンリップを使っています

 

 

抗がん剤治療は、それだけで体がしんどいのに

口や爪のケアをしたり、肌の手入れをしたり

やらなければならないことがいっぱいなんです…

 

 

大変ですが、少しでも苦痛から逃れるため

自分の体を守るため出来るケアを続けています。