姉の乳がん闘病日記

姉が乳がんになりました。乳がんとの闘いを日記に綴っていこうと思います。

かける言葉かけられる言葉

がんと告知され、闘病している中で

家族や周りの方もかける言葉に

悩むことがあると思います。

 

あの言葉は大丈夫だったか

何と言えば良かったか…など。

 

そして、本人も周りの方から掛けられる言葉に

喜んだり、少し傷ついたりすることがあります。

 

 

人それぞれの思いがありますが、姉がショックだったと

言っていた言葉があります。

 

乳がん検診で引っ掛かり、病院で詳しい検査を受ける時

母が「うちの家系に乳がんはいないから大丈夫」って。

 

きっと母は、大丈夫きっと乳がんじゃないよって

伝えたかったと思うんですが、乳がんかも?って

不安に思っている姉にとってはきつかったようです。

 

私が乳がん家系にしてしまったって…

姉にとっては傷つく言葉になりました。

 

 

そしてもう一つ「大丈夫今は治る病気だから」という

言葉はきつく感じたそうです。

 

この言葉はきっと励ましてくれているんでしょうね。

 

でも、この言葉を掛けられると、自分の思いや

しんどい・つらいってことを口には出せなくなって

しまうと思います。

 

治る病気だから大したことないって言われている

ように感じたそうです。

 

周りの方もきっと言葉を選んで考えて

気遣った結果出てきた言葉かもしれません。

 

しかし、がんと言われ死を少しでも考え

不安の中にいる方にとっては悲しい言葉に

なってしまいます。

 

 

反対にかけられた言葉で嬉しかったのは

「応援しています」

「よくなるように祈っています」

だと言っていました。

 

 

がん闘病中の方へ、かける言葉に正解はないですが

一般的に励ましの言葉より、共感の言葉の方が

心が安らぐとされています。

 

 

姉の気持ち全部を理解することはできませんが

自分の気持ちを吐き出せる存在で

ありたいと思います。

 

あとは「いつでも言って」「遠慮なく頼って」

と伝えるようにしていることと

 

姉の体の負担にならない程度に

会いに行っています!