姉の乳がん闘病日記

姉が乳がんになりました。乳がんとの闘いを日記に綴っていこうと思います。

思っていたより長い闘い

 

乳がんかも知れないと思った時から

姉もこの先どうなるんだろうって

毎日たくさん調べたと言います。

 

でも、少し経つともう見るのも嫌になったと。

 

抗がん剤治療に手術、

手術が終わっても転移や再発予防のために

抗がん剤放射線療法、ホルモン療法などが

必要になります。

治療にもよりますが、数ヶ月~数年に及ぶことも

あるそうです。

 

 

それが終わっても5年から10年は再発の危険性が

あるため検査を受けなければなりません。

 

手術後の検査としては

3年目まで:3ヶ月~6ヶ月ごと

4~5年目:6~12ヶ月ごと

5年目以降:1年ごと

経過観察が必要になって来ます。

 

 

 

そして1番見るのが嫌だったのは

5年や10年生存率だったと言います。

 

 

国立がん研究センター

2011年から10年生存率を集計し

発表されたものによると

 

女性の乳がん10年生存率は

全体:82.9%

ステージ1:94.1%

ステージ2:86.6%

ステージ3:62.7%

ステージ4:16.9%

 

 

乳がんは早期発見・早期治療で治る病気だと

言われていますが、乳がんかも知れないと

検査結果を待っている時、告知された時

転移が見つかればステージ4になると言われた時

 

どのような状態の時も生存率の数字を見るのは

辛かったと思います。

 

 

何%の人が10年後生きていると言われても

複雑な感情しか出てこないですよね。

 

 

それからは見てしんどいものは見なくていいよって。

私が代わりに調べて勉強するからって伝えました。

 

 

乳がん治療は本当に長い闘いになります。

ある程度、先を予測しておくことも大事ですが

先のことを考えるのがしんどい時も

ありますよね。

 

今は目の前の治療のことでいっぱいだと思います。

またいつか、美味しいものを食べに行く話や

旅行の話が出来るまで、今は今のことだけ

考えていきます。